2021/06/02
「付帯部について知りたい」
外壁塗装をお考えで、このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、外壁塗装をお考えの方へ向けて、付帯部について解説します。
□付帯部とは
付帯部とは壁面と屋根以外の細かい箇所のことで、さまざまな種類があります。
ここでは、その代表的な種類を主に4つ紹介します。
1つ目は、軒天です。
これは、建物から伸びている屋根の裏側部分のことです。
外から見えにくい箇所なので、見た目を良くすることではなく、劣化を防止することを目的としていることが多いです。
雨水や湿気が溜まりやすい箇所でもあるので、劣化が進行するとカビやコケの発生につながることがあるでしょう。
2つ目は、雨樋です。
これは、屋根から流れる雨水を集めて地面や下水に誘導するための設備のことです。
この箇所は外から見えやすい箇所なので、外壁がきれいになると、この箇所の汚れは目立ってしまうでしょう。
3つ目は、雨戸です。
これは、窓の外につける扉のことです。
雨風を避けるためにつけられます。
この箇所は外が暗くなった際に閉められるので、塗装をしない方は少なくありません。
その場合、この箇所は金属で作られているので、劣化が進行するとサビや汚れが目立つでしょう。
4つ目は、破風板(はふいた)です。
これは、屋根の側面に取り付けられている板のことです。
雨樋がついている部分は鼻隠しとも呼ばれています。
この箇所は屋根の先端を保護する役割を果たしているため、雨や紫外線などの外部からの影響で傷みやすいです。
もし、この箇所にシーリングが施されている場合は、シーリングの劣化具合も確認しましょう。
□外壁塗装と一緒に塗装すべき付帯部とは
外壁塗装と一緒に塗装すべき付帯部は、主に3つあります。
*雨樋(あまどい)
すでに述べたように、外壁がきれいになるとこの箇所の汚れは目立ちやすくなります。
そのため、外壁塗装をする際にこの箇所も同時に塗装されることが多いです。
塗装をすると耐久性の向上が期待できるでしょう。
しかし、劣化がかなり進行している場合、塗装では補修しきれません。
そのため、この場合には部分交換などをすることをおすすめします。
*幕板
ひび割れや塗膜の膨れ、はがれなどの劣化症状が進行すると、この箇所が雨漏りの原因となってしまう場合があります。
そのため、このような劣化症状を確認できる場合には、外壁塗装をする際に同時に塗装することをおすすめします。
*軒天(のきてん)
この箇所で劣化が生じている場合、一般的には外壁塗装をするのと同じタイミングで塗装して補修されます。
また、この箇所を塗装する場合、屋根も同じタイミングで塗装されることが多いです。
□まとめ
今回は、付帯部について解説しました。
外壁塗装と一緒に塗装すべき付帯部には、外壁を塗装するタイミングで塗装してみましょう。
また、当社は外壁塗装に関するお問い合わせをお待ちしております。
今回の記事でご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。