2021/05/21
「軒天の役割について知りたい」
外壁塗装をお考えで、このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
その場合、軒天を塗装するタイミングについても把握しておきたいですよね。
そこで今回は軒天の役割と、塗装するタイミングについて解説します。
□役割とは?
軒天とは付帯部の1つで、建物から伸びている屋根の裏側部分のことです。
バルコニーやベランダの裏側も同様に呼ばれます。
付帯部は一般的に外壁塗装と一緒に塗り直していくため、軒天もその際に塗り直すことがほとんどです。
また、役割は主に3つあります。
1つ目は、見た目を良くすることです。
屋根の裏側に張ることで、屋根の構造を隠して住宅の外観をすっきりさせます。
2つ目は、外部からの影響による外壁の劣化を防止することです。
軒天は、軒の出が長いため雨や太陽光を遮られます。
そのため、外部からの影響による外壁材の劣化を防げます。
もし軒天がない場合には、雨水が当たりやすくなります
そのため、外壁材の劣化や雨垂れによる汚れが発生しやすくなるでしょう。
3つ目は、延焼を防止することです。
近所で火災が起きたり自宅の窓から火の手が上がったりした際に軒天がない場合、火は屋根裏までまわります。
その結果、屋根は焼け落ちてしまうでしょう。
そのため、火災による被害の拡大を防ぐ役割も担っています。
□軒天を塗装するタイミングとは
それは、劣化のサインを見つけたタイミングで塗装しましょう。
ここでは、その代表的な劣化のサインを2つ紹介します。
*色あせ
「日の当たらない場所に軒天がある場合、そこに日は当たらないので色あせは発生しない」とお思いの方はいらっしゃるかもしれません。
しかし、地面からの照り返しによって少しずつ色あせてしまいます。
色あせは塗装することで解消できるので、この劣化症状を発見した際には塗装することをおすすめします。
*シミ
シミがみられる場合、雨漏りやすが漏りが発生している可能性が非常に高いです。
すが漏りとは、雪が原因の浸水のことです。
もしシミを発見したら、撤去してから点検し、新しいものへの張り替えと塗装を検討しましょう。
今回紹介したもの以外にもさまざまな劣化のサインがあるので、もし住宅に気になる点があれば、お問い合わせください。
□まとめ
今回は、軒天の役割と、塗装するタイミングについて解説しました。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
また、当社では外壁塗装に関するご相談を承っております。
お気軽にご相談ください。