2020/09/25
外壁塗装の施工中に問題が起きてしまう可能性があることをご存知ですか。
その1つとして、雨が挙げられます。
しかし、雨が降ってもすべての作業を中断するわけではありません。
そこで今回は、長野県の塗装業者が雨による施工中の影響とその対策法をご紹介します。
□雨天時の外壁塗装による影響とは?
外壁塗装は、人生において2回から3回くらいしか行わないもので、予算も高いため、失敗したくないですよね。
しかし雨といった天候はどうにもできません。
それでは、雨によって受ける外壁塗装の影響とはどのようなものでしょうか。
*塗料の効果が弱くなる
雨が降ると、塗料に雨が混じる可能性が非常に高いです。
塗料はシンナーや水で薄くして使用しますが、メーカーによって薄くする希釈率が決まっています。
そのため、雨により水が塗料と混じってしまうと、決められている希釈率よりもさらに薄くなります。
これにより、本来の塗料の性能を出すことが不可能になってしまうでしょう。
性能が不完全なため、劣化が早くなることや、外壁塗装の塗り替えの頻度がさらに増えることが予想されます。
*湿気
雨が降ることにより、その日の湿度は上がることになります。
湿度が上がると塗料の水分を含むことになるため、塗装工事を適切に行えないでしょう。
湿度がある一定以上な場合、塗装工事を行わない業者も多いです。
また、温度が高すぎると塗料がしっかり乾かないため、塗り重ねできないでしょう。
そのため、低すぎる温度な場合、塗装を行わない業者も多いです。
□雨天時にできる作業とは?
雨が降った場合、塗装に関わる作業はできませんが、雨が降った場合でも作業を進めることがあります。
それでは、雨天時にはどのような作業ができるのでしょうか。
それは高圧洗浄や足場設置です。
高圧洗浄は外壁の汚れを水によって洗い流す作業であるため、雨の影響を受けることはありません。
しかし、雨が強すぎて高圧洗浄をすることが危険になった場合は中止することもあります。
また、足場の設置は小雨や降りそうな雰囲気の時は可能です。
しかし、雨がしっかり降っている場合は、滑ってしまい落下事故につながることもあるでしょう。
□まとめ
今回、雨による施工中の影響とその対策法をご紹介しました。
外壁塗装中に雨が降ることには注意しましょう。
また、高圧洗浄や足場の設置は雨の影響を受けない作業です。
今回の記事を読んで、塗装工事がスムーズに進むよう参考にして頂ければ幸いです。