2020/07/21
外壁塗装を業者に依頼する際、すべて業者任せにするのではなく自分で資材の特徴を知っておくとよりスムーズにやり取りでき、手違いなどを減らすことにもつながります。
というわけで今回は外壁としてだけでなく、接着剤や目地材として使われる使用頻度の高いモルタルについて解説します。
□モルタル外壁の特徴は？
モルタルは建築現場でよく使われる資材の一つで、コンクリートによく似た特徴を持ちます。
コンクリートとモルタルの違いは作る時の材料にあり、コンクリートには砂利を混ぜて作りますが、モルタルに砂利は含まれません。
この砂利はコンクリートの強度を高める役割があります。
話が脱線しましたが、モルタル外壁の特徴を見ていきましょう。
ペースト状のモルタルには幾通りかの仕上げ方法があり、それぞれ耐久性や価格などが異なります。
主な仕上げ方法としては、リシン仕上げやスタッコ仕上げ、吹付タイル仕上げなどがあります。
それぞれの特徴を調べ自分に合ったものを選ぶようにしてください。
モルタル外壁は比較的低価格で施工できるため、昔から重宝されてきました。
職人の手によって作られるためデザインを自由に選ぶことがメリットで好みのアレンジを施せます。
また、様々な形状の外壁に対応していて複雑な目地の形状などにも自在に施工できます。
ただし、紫外線や浸水などのダメージによりひび割れが起きやすいことがデメリットとして挙げられます。
そのためにモルタル外壁は劣化もしやすいことに注意しておきましょう。
□モルタル塗装をする前に確認しておこう
外壁の塗装をする前にそもそも自分の家の外壁にリフォームが必要かどうかを確認しましょう。
状況を正確に把握して、リフォームの必要性を鑑みて判断することが大切です。
モルタル外壁は劣化状況に応じて必要性を確認できます。
まず、表面の色味が落ちる症状の色落ちは外壁自体の保護に問題はないため緊急性は低いです。
また、外壁を触ったときに塗料の粉が付着するチョーキングは色落ちとともに起こることが多いですが、同様に緊急性は高くありません。
逆に緊急性が高い症状としてはひび割れが挙げられます。
小さな亀裂程度でも内部への侵食の恐れがあるため放置せずにリフォームを急ぎましょう。
塗膜がはがれているものはさらに緊急性が高いです。
本来外壁を保護する塗料が役目をはたしていないため、急いで施工する必要があります。
場合によっては大掛かりな工事になることも覚悟しましょう。
□まとめ
モルタル外壁の特徴と塗装前に確認しておく事柄について解説しました。
モルタルは外壁によく使われる素材であるため、特徴を知っておいても損はないでしょう。
長野県にお住まいでモルタル外壁の塗装を検討中の方はぜひ当社までご相談くだ