2020/03/29
外壁塗装をしてもらったが、思っていたのとは違うのでやり直してもらいたい。
その際には、まず塗装工事後にやり直ししてもらえるのでしょうか?
またそれが可能ならば、その費用はどちらが負担するのかという疑問が出てきます。
そこで今回は、外壁塗装のやり直しの可否と、費用の負担者について解説していきたいと思います。
□塗装工事後にやりなおししてもらえるの?
まず施主が塗装工事後にやり直してほしいと思う理由として主に以下の5つがあります。
・塗り漏れがある
・塗った塗料の膜が均一になっていない
・頼んだ色と異なる
・コーキング材が正しく施工されていない
・塗装が剥がれ膨らんできている
そして本題の結論としては、外壁塗装工事後に業者にやり直しをさせることは、状況によっては可能です。
しかし、その際に追加料金が求められるかどうかは業者の質や、状況によって異なります。
これらの点については以下で詳しく説明します。
□塗装やり直しの際の費用は誰が負担するの?
塗装やり直しの費用の負担者は、業者の過失、顧客都合、どちらの過失かわからない曖昧な要因、という主に3つの状況により異なります。
塗り忘れがあったなどの明らかに塗装業者に過失がある場合は、優良業者であれば無償でやり直してくれるでしょう。
しかし優良業者でない場合、対応してくれないこともあるので、契約前に契約内容をしっかり確認するのが大切です。
また、施行不良を出さない業者や、万一過失があってもしっかりと対応してくれる業者を選ぶのも重要です。
次に顧客の都合やどちらの過失かわからない曖昧な要因の際は、業者に負担してもらいやり直すことは難しいでしょう。
このような場合は、依頼主がもう一度費用を負担することになります。
工事後すぐの台風などの自然災害の被害によるものでも例外ではないので注意しましょう。
また依頼主都合のやり直しを防ぐためにも、太陽光のもとで実際の色のサンプルを見たり、塗装中に出た疑問などはすぐに業者に伝えたりするのが大切です。
また軽微なムラなど、施行不良ではないが施主が納得いかないといった場合も難しいでしょう。
判断基準が曖昧なため、施主自身が費用負担する必要が出てくるという点も心に留めておきましょう。
□まとめ
今回は外壁塗装のやりなおしの可否とその費用の負担者が誰であるのかについて解説してきました。
上記の通り、外壁塗装のやり直しの可否と費用の負担者はどちらもその状況によるのでしたね。
1度自身の住宅の外壁を確認してみてはいかがでしょうか。